Hello, Michikoです。
今回は、”it is for 人 to 動詞の原形”を使った構文について勉強していきましょう。
”it is for 人 to 動詞の原形”を使った構文
”it is for 人 to 動詞の原形”をもう少し詳しく表現すると、
It is ●● (for 人) to 動詞の原形 ~
となり、「((人)が)~するのは●●です。」という意味になります。
文頭に置かれたitは形式主語(仮主語)で、本当の主語(真主語)は不定詞(to 動詞の原形につづく語句)です。
そもそも、なぜ形式主語をとる必要があるのでしょうか?
それは、不定詞(to 動詞の原形につづく語句)を主語にした場合、頭でっかちな文章になってしまうからです。
ちょっと、つぎの2つの例文を見比べてみてください。
ワタシにとって、毎朝5時に起きてペットたちのお世話をすることはとても簡単なことです。
①To wake up at 5 every morning to take care of my pets is easy for me.
②It is easy for me to wake up at 5 every morning to take care of my pets.
①は不定詞(to 動詞の原形につづく語句)を主語に持ってきたもの、②は形式主語のitを用いたものです。
②のほうが、明らかにスッキリした文章になっていると思いませんか?
このように、主語が長すぎると違和感を感じる文章になってしまうため、文全体のバランスを整えるために形式主語のitが使われています。
”it is for 人 to 動詞の原形”を使った英文例
ゾンビ化してから動物と話ができるようになったんだって。
I heard that he became able to talk to animals after zombified. アイ ハード ザット ヒィ ビケイム エーブル トゥ トーク トゥ アニマルズ アフター ゾンビファイド
そんな馬鹿な!彼の頭の中を理解するのは難しいよ・・・
No way! It’s hard for me to understand in his mind… ノー ウェイ イッツ ハード フォア ミィ トゥ アンダースタンド イン ヒズ マインド
まとめ
いかがでしたか?
形式主語のitは、不定詞(to 動詞の原形)以降の語句が長くなりそうなときに使われる便利な仮主語です。
ただし、例文によっては、不定詞(to 動詞の原形)以降の語句がそこまで長くなくても形式主語のitが使われています。
まずは、不定詞(to 動詞の原形)以降の語句の長さにかかわらず、形式主語のitを使った英文を積極的に使ってみるといいですよ。